和魂凡才 2007年01月
和魂洋才の人・榎本武揚を主に、幕末関係の話や本の紹介をする凡才人のブログです
宗次郎
宗次郎
posted with amazlet on 07.01.28
義澄 了
東京三世社

一ヶ月に一度くらいは更新せねばと思っているのですが、最近とんと本を読んでいないもので…。久々に読んだ本はマンガです。長い間探していて、ヤフオクで見つけて手に入れました。

タイトル通り沖田総司の若き日の試衛館時代の話なのですが、元服後なので本当はもう「宗次郎」ではありません。「宗次郎」「幽霊騒ぎ」「蝸牛」「志士走る」「祭ばやし」の5話が収録されていて、「宗次郎」は淡く苦い恋の話。「志士走る」だけ新選組時代の話で、しかも龍馬ほか土佐藩士がメインのお話。「祭りばやし」は新八が主役の話です。イバハチ、斎藤一も登場。

試衛館時代の話って他のどの作品を見ても楽しそうですが、このマンガもみんなでワイワイ騒いでて賑やかです。うぶな総司、器の大きそうな近藤さん、総司を兄のように心配する土方さん、みんなの相談役の源さん、インテリっぽい山南さん、何かと賑やかなサノ、ハチ、ヘーと、ごく一般的なイメージのキャラクター。
縁談話を断るため、「言い交わした女がいる」とウソをつこうと思いついた新八が、女装をしてくれるよう頼むのを断ったくせに、結局左之助に頼んだことでプライドを傷つけられて密かに落ち込む土方さんがカワイイです。

著者には他に「伊呂波丸」「龍飛騰」「甲子顛末」「以蔵の夏」などの龍馬や倒幕側の志士の漫画があります。

【2007/01/29 03:12】 | 新選組本
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Gyaoで配信中のアニメ「幕末機関説 いろはにほへと」にいよいよ土方さんが登場です。前回予告の時、「持ち場を離れる者は、この土方歳三が斬る!」という台詞が入っていたので宇都宮かと思いきや、会津・母成峠でした。男っぽくて、たくましい感じの土方さんです。

会津から米沢に抜けるため山道を行く主人公・秋月耀次郎と赫乃丈は、新政府軍に追われている白虎隊士の少年を助けに入ります。そこに新選組副長・土方歳三登場。少年を助けた土方ですが、白虎隊士である少年が持ち場を離れて米沢に向かっているのを敵前逃亡ではないかと疑い、3人と同行することになります。いつでも鯉口を切れるよう少年を見張る土方…怖ぇ~。会津では新選組の年少隊士を前線からはずして、先に仙台に行くように指示していたというタム銀の証言があるというのにィ…。でも米沢では、少年を無事に姉の所に行かせるために耀次郎と一芝居うちます。「総司もお姉さんっ子だったな」と感慨に耽るあなたもお姉さんっ子だったもんね。

お姉さんに会った後、少年は会津に戻ります。ここでも先のドラマの「白虎隊」同様、お姉さんは心を鬼にして「あなたは武士でしょう」と少年を諌めます。会津の女性はみんなこんな風に息子や弟を戦場に送り出したんですね…。「姉のように送ってください」という少年に「決して死んではなりません」という赫乃丈がお姉さんの本心を代弁しているかのようでした。

土方は「俺は常に敵と向き合って戦う。後ろの敵は見ない」と仙台へ向かいます。次回は榎本さんと合流。次回タイトルは「議無用なり」…ってことは青葉城での一件でしょうか?
やっぱり土方さんが出てくるとワクワクしますね。

「幕末機関説 いろはにほへと」DVD1巻、本日発売です。



幕末機関説 いろはにほへと 1




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【2007/01/26 23:56】 | その他幕末本
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来年は榎本武揚没後100年の年だそうです。

それで、3月18日(日)に土方歳三資料館主催で、「箱館戦争と榎本武揚」というタイトルで榎本武揚の語子孫の榎本隆充氏による講演会が開催されるそうです。
詳しくはこちら

い、行きたい…。

【2007/01/20 00:02】 | 榎本さん関係
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たまたまテレビで「開運なんでも鑑定団」の再放送を見ていたら、本放送を見逃していた榎本武揚の書が鑑定に出された回でした。
榎本さんについての説明のVTRが流されたのですが、箱館戦争で降伏後に命を救われたという所で「要領のいいヤツやな」と言うダンナ。「それは新政府側から、殺すにはもったいない人物だからって黒田清隆が云々…。」「生きたかったんやな」「いや、切腹しかけてるし…。」「そんなん、ちょこっと切って、真似だけやったん違うんか。」「そんなん言う人多いけどな、釈明させてもらうと…。」となぜか、榎本さんの弁護をする私。
うーん、榎本さんの事をウチのダンナのように思ってる人って、けっこういるんだろうな。大河ドラマで多少イメージアップされたものの、「変節漢」というイメージを払拭するのはまだまだ難しそう。

結局、依頼者が2万5千円で買ったという榎本さんの書は本物で、170万円と鑑定されました。シベリアを横断した時の事を詠んだ詩で、一文字一文字キチンと書かれた書で、真面目な人柄が表れていると言われていました。
170万円は出せませんが、2万5千円なら私も欲しいぞ!

【2007/01/14 22:52】 | 榎本さん関係
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久しぶりにBOOK●FFに行ったので、「白虎隊」に影響されてこんな本を買ってしまいました。



修理さま 雪は


修理さま 雪は
posted with amazlet on 07.01.09


中村 彰彦
中央公論新社
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表題作をはじめ、会津戦争にまつわる悲話が7篇納められています。

神保修理さんは会津藩家老神保内蔵助の嫡男で、松平容保さんについて上洛。鳥羽・伏見の戦で容保さんが藩士を置いたまま徳川慶喜と共に江戸に引き上げた際、藩士たちに容保さんが逃亡したのは修理の恭順の進言に惑わされたからだと怒りを買い、切腹した人です。
日テレ制作の「白虎隊」では国広富之さんが演じていて、修理の切腹シーンは前半のクライマックスで、もう涙なしには見られません。
雪は修理の妻、雪子さんです。修理が切腹してからのこの人の人生も、本当にとても哀しいです。

ちょこっと横道にそれますと、この「白虎隊」、新選組も出てくるんですが、近藤正臣さんの土方歳三がカッコいいんですよね。私的には土方さんを演じた役者さんの中では栗塚旭さん、山本耕史さんに次いで(ビジュアル的には)3番目だと思っております。この人妻の雪子さんに思いを寄せるのが沖田総司なのですが、中川勝彦さん、中川ショコたんのお父さんです。
そのうち、こちらの感想も別宅の方に書きたいと思っているのですが…いつになるやら。


【2007/01/10 00:05】 | その他幕末本
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佐幕派好きには避けて通れんドラマですよね、「白虎隊」
泣きましたよ。っていうか、最初から泣く事は解ってました。で、感想はと言うと…「言いたいことが伝わって後半はけっこう良かった」というのと、その反面「二夜連続で5時間かけて、あれだけしか伝えられなかったか」という感じ。20年前の日本テレビの「白虎隊」を見ていなければ、「すごく良かった」と言えたのかも知れませんが、どうしても比べてしまいます。描こうとした主題が違うから、当然描き方も違ってくるのでしょうが、前作の「白虎隊」が同じ5時間の枠で幕末の動乱の中、一途過ぎたために薩長の恨みを買い、否応なく朝敵にされてしまった会津藩全体の悲劇を描き、生き残ってしまった者の苦悩や、悔しさや、その後の会津の人達の姿まで描いていたのに対し、今回のドラマは主人公峰治と母の親子愛が中心に置かれていたので、どうしても物語としてちょっと物足りない感じがしました。京都時代の背景もさらっと流されていたので、なにやら(いかにも健康そうな)ヒガシ演じる容保さまのわがままであの悲劇を引き起こしてしまったように見える…。新選組も出てこないしさ。(1日目で出てこないものと諦めたにもかかわらず、福良では土方さんくらいはと、ちょっと期待してたのに…)
お城が燃えてると勘違いした20名の白虎隊士、あっさり死にすぎじゃないですか?もうちょっと丁寧に描いて欲しかったなぁ。
会津が武士道や誇りを大切にしていたのは解るのですが、前半で峰治の母がやたら「立派に死ね」とばかり言っていたのが気になりました。武士の子の母としてはそう言わねばならないのでしょうが、息子がこの世に思いを残したまま死なないようにとわざと冷たく当たり、立派に生きる事より先に立派に死ねというのはどうも共感しがたいです。「どうせ死ぬ子なら優しくしてあげればよかった」というのも理解できない。どうせ死ぬ子って…。せめて心の中だけでも「生きて帰れ」って思ってやってよーー!!愛情を注いで育てたからこそ、その子は愛する故郷を、愛する人たちを守りたいと思うんじゃないのかな、と思うのは私が現代の人間だからでしょうか。まぁあの時代は主君の為に死ぬという時代だったからなぁ。
と、前半はそれが気になって仕方なかったんですが、後半で峰治が帰ってきた時、あれだけ立派に死ねと言っていた母が峰治を抱きしめた事、峰治が「生きてお役に立ちたい」と言った事で、それまで引っ掛かっていた事が氷解してよかったです。命の大切さというのも伝わりました。

物語前後の現代のシーンは不評のようですが、今回の「白虎隊」を時代劇として見たかった方には要らなかったでしょうが、制作側の意図が死に急ぐ現代の若者に、「その昔あなた達と同じくらいの年齢で、生きたくても立派に死んでいかなければならない人達がいたんだよ。だから命を粗末にせず、一生懸命生きなければいけないよ」というメッセージを込めたものだと考えたなら、あの部分はあってよかったのではないでしょうか。今回、ジャニーズのタレントさんを起用した事で、若い人達がたくさんこのドラマを見たことだし。

今回のドラマで「白虎隊」に興味を持った人には、ぜひ前作の「白虎隊」も見てもらいたいです。私はビデオを持っていますが、1回しか見ていません。泣きすぎて見れないから。「愛しき日々」聞くだけで泣けてしまいます。


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【2007/01/08 23:49】 | 映像・舞台
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本日の朝日新聞夕刊より

子供に人気のカードゲーム「遊戯王」のルールを取り入れた社会科の教材を、文教大学が作って越谷市立の小中学校に寄贈し、遊びながら歴史が学べると評判になっているそうです。

私は元の「遊戯王」というゲームを知りませんが、キャラクターの攻撃力や守備力でポイントを取り合うゲームらしいです。この文教大学が作ったゲームには勤皇側と幕府側に分かれて戦う「幕末編」があって、勤皇側の最高ポイントは西郷隆盛、幕府側はなぜか沖田総司。幕府側の戦士は主に新選組が中心。でも芹沢鴨に鳥居耀蔵って…どういう人選?もちろん勝海舟、榎本武揚、小栗忠順、江川太郎左衛門、永井様のカードもあります。

「戦術カード」というのが面白くて、「錦の御旗」は相手の手札を全て破壊するカード、幕府側の「公武合体」は勤皇カードを1枚味方にできるカード、「池田屋事件」は脱藩浪士を全て破壊するカード、長州征伐」は長州藩士のポイントを削るカードだが、「奇兵隊」カードを出されると破壊される等々。
戦士カードの絵は学生さんの手によるもので、1枚1枚その人物の解説がついていて、歴史に無関心の子供もゲームが終わる頃には歴史上の人物や背景を理解していたそうです。詳しくはこちらをどうぞ。

できたら幕末ー箱館戦争編ってのも作って欲しいです。幕府側の戦士カードの最高ポイントはやはりエノでしょうか。続いて松平タロさん、大鳥さん、土方さん、荒井さん、沢さん、中島三郎助さん、人見さん、イバハチ、古屋さん、星恂、甲賀さん、松岡さん…etc.あ、もちろん永井様も(笑)
戦術カードは「アボルタージュ」を出すと「相手のポイントを奪う事ができる」が、「ガトリング砲」のカードを出されると破壊されるとか、幕府側の戦士がやられても凌雲先生カードを出すと復活するとか、「海律全書」を出すと酒とまぐろを贈られるとか(違)
いろいろ考えてみると楽しいですね。

【2007/01/05 23:58】 | 榎本さん関係
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