和魂凡才 輪違屋糸里
和魂洋才の人・榎本武揚を主に、幕末関係の話や本の紹介をする凡才人のブログです
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

二夜連続のテレビドラマ、「輪違屋糸里」の感想です。

好き嫌いが分かれる話だと思いました。特にかっこいい土方さんが好きな方には不評だろうなと…。
原作は単行本化された時に読んだのですが、正直言って「壬生義士伝」で大泣きした私には、イマイチでした。でも、そのおかげで黒くてヘタレな土方さんを知っていたので、ドラマを見た時はさほどショックは受けませんでした。

ドラマとしてはまぁ、うまくまとめていたのではないかと思うのですが、ちょっと不満なのは、芹沢鴨の扱いです。原作では鴨が実は立派な志を持っているのに、不器用さからその行いが他人から理解されない、「ろうず」を手植えするようなちょっと可愛げと悲哀さを持った男に書かれていたのですが、ドラマではほとんどそういう部分が描かれていず、ただの乱暴者みたいに映りました。だから「百姓が本物の武士を殺したのだ」などと言われても「はぁ~?」って感じですよね。お梅との関係も、ちょっと描かれたりないというか…。

この作品は女たちが主役なので、土方さんがカッコよくなくても私は全然構わなかったのですが、ただ、さすがにあれだけの事をしておいて「百姓に戻りたい」はないですよねぇ。あれも本心なのか、糸里に対して甘えているのか解りかねるところですが、もし本心なら「意地でも武士にならんかい!」と横っ面を張り倒してやりたくなりますが。




役者さんについてですが…
上戸彩さんは、「李香蘭」の時も思いましたが、どんな役もそつなくこなしますね。ちょっと島原の天神にしては幼いかなとも思いましたが、糸里って16歳なんですもんね。
土方役の伊藤さんは巷でかなり不評のようですが、「ヘタレな土方役」としてはけっこう良かったと思います。ただ、時代劇の台詞まわしはもうちょっと勉強してもらいたいです。
師童さんは…見る前は、原作どおりの鴨をやるんだから師童さんがキャスティングされたんだなと思っていたのですが…。出番が多い割にあまりいい場面がなくて残念。
良かったのは、お梅の中嶋朋子さんと音羽太夫の小田茜さん。2人とも子役の頃から見ているから、「いつの間にこんな艶のある役を演じるようになったの!?」って感じです。音羽太夫は出番は少なかったものの、太夫としての気品や矜持を感じさせましたし、お梅ははすっぱな女ですが、気位や純情さも併せ持ち、女の哀しさをよく表現していたと思います。
平山五郎役の山本太郎さんも優しげで良かったです。
それに比べて、原作通りだから仕方ないとはいえ、近藤さんはじめ試衛館派の面々は影が薄くて残念でした。

それにしても、今回「輪違屋糸里」の感想をあちこちで読んでいて、いかに「組!」ファンが多いか、あらためて思い知らされました。別の作者が書いているんだし、もともと描きたいものが違うので、登場人物のイメージも画一でなくて当たり前とは思いますが、「組!」ファンにはかなり不評なようで・・・。



追記を閉じる▲
役者さんについてですが…
上戸彩さんは、「李香蘭」の時も思いましたが、どんな役もそつなくこなしますね。ちょっと島原の天神にしては幼いかなとも思いましたが、糸里って16歳なんですもんね。
土方役の伊藤さんは巷でかなり不評のようですが、「ヘタレな土方役」としてはけっこう良かったと思います。ただ、時代劇の台詞まわしはもうちょっと勉強してもらいたいです。
師童さんは…見る前は、原作どおりの鴨をやるんだから師童さんがキャスティングされたんだなと思っていたのですが…。出番が多い割にあまりいい場面がなくて残念。
良かったのは、お梅の中嶋朋子さんと音羽太夫の小田茜さん。2人とも子役の頃から見ているから、「いつの間にこんな艶のある役を演じるようになったの!?」って感じです。音羽太夫は出番は少なかったものの、太夫としての気品や矜持を感じさせましたし、お梅ははすっぱな女ですが、気位や純情さも併せ持ち、女の哀しさをよく表現していたと思います。
平山五郎役の山本太郎さんも優しげで良かったです。
それに比べて、原作通りだから仕方ないとはいえ、近藤さんはじめ試衛館派の面々は影が薄くて残念でした。

それにしても、今回「輪違屋糸里」の感想をあちこちで読んでいて、いかに「組!」ファンが多いか、あらためて思い知らされました。別の作者が書いているんだし、もともと描きたいものが違うので、登場人物のイメージも画一でなくて当たり前とは思いますが、「組!」ファンにはかなり不評なようで・・・。


【2007/09/13 23:27】 | 映像・舞台
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。